立春を過ぎると、祈願と共に
1年何とか送れたお礼を言いたくて
神戸湊川神社でご祈祷を受ける。
楠木正成公に憧れが無くはないけれど、
祖母、母の戦前からの原点のこの地に
安堵感があり、特にお世話になった
楠木寺は、気持が落ち着く。
祖母から神戸の話は聞くことは無かったが、
母からは、幼い頃の戦中の記憶だけは聞かされた。
2人ともそれ以上は教えてくれなかった。
母とは、彼女が旅立つ前に遮断されていたルーツを
ようやく平常心で語り合った。
玉岡さんの小説の続きのような
あまりにも深い内容だったが、
僕も少しは大人になったきたのか、
彼女の話したくない気持ちと、自分のルーツを
スッと受け入れられた。
母が旅立って2回目のご祈祷。
ここにいる自分が、どういう方向かわからないけど
かなり変化した感じがあった。
19歳で父が旅立ってから、39歳で母との別れをする
20年間が、以前は振り返ることに恐れがあったが、
面白く見つめられるようになったよう。
ありがとう・・・なんて恥じらいもあってか思いたくなかったが
辛い過去も成長の石段という思いも交えて
ありがとう・・・とお辞儀をしながら気持ちがこみ上げた。
如月。そして衣更着。
この時期に何枚も衣服を着こむように
淡路の友人、護国寺 三富君や陶芸家 大前悟 はじめ
居留地オリエンタルホテルの若くて質の良いエネルギーが
溢れているスタッフなどの気持ちの交流が
ちょっと疲れていた自分を何重にも包んでくれた
寒い2月の暖かい日だった。
1年何とか送れたお礼を言いたくて
神戸湊川神社でご祈祷を受ける。
楠木正成公に憧れが無くはないけれど、
祖母、母の戦前からの原点のこの地に
安堵感があり、特にお世話になった
楠木寺は、気持が落ち着く。
祖母から神戸の話は聞くことは無かったが、
母からは、幼い頃の戦中の記憶だけは聞かされた。
2人ともそれ以上は教えてくれなかった。
母とは、彼女が旅立つ前に遮断されていたルーツを
ようやく平常心で語り合った。
玉岡さんの小説の続きのような
あまりにも深い内容だったが、
僕も少しは大人になったきたのか、
彼女の話したくない気持ちと、自分のルーツを
スッと受け入れられた。
母が旅立って2回目のご祈祷。
ここにいる自分が、どういう方向かわからないけど
かなり変化した感じがあった。
19歳で父が旅立ってから、39歳で母との別れをする
20年間が、以前は振り返ることに恐れがあったが、
面白く見つめられるようになったよう。
ありがとう・・・なんて恥じらいもあってか思いたくなかったが
辛い過去も成長の石段という思いも交えて
ありがとう・・・とお辞儀をしながら気持ちがこみ上げた。
如月。そして衣更着。
この時期に何枚も衣服を着こむように
淡路の友人、護国寺 三富君や陶芸家 大前悟 はじめ
居留地オリエンタルホテルの若くて質の良いエネルギーが
溢れているスタッフなどの気持ちの交流が
ちょっと疲れていた自分を何重にも包んでくれた
寒い2月の暖かい日だった。
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by nakazawasoju
| 2012-02-18 13:02