そのまま。
2011年 12月 12日
「今年のあの花は遅いわね。」
「この花がもう咲いているの?」
我々のアタマの中では、四季がはっきりしていて
暦とのバランスが崩れていなかった。
それが、自分のデータと自然界の移り変わりに
ズレが生じてきたということなのだろう。
草木は自分も生き延びるために
恐らく人間が壊してきた環境のせいもあってか
今の温暖化の環境に適合しようといてるのだろう。
不思議なもので、こちらに悪気がなくても
何だかお花が自分の思い通りに咲き揃わないことが
彼らのせいのような口調になってしまう。
自然界のものは、その摂理に従って
柔軟に対応して生き続けようとしている。
もちろん、場所を移り変われない木々の間には
生き延びるべく、地中で根の行き場の争奪戦が
繰り広げられているのだろうけど。。。
人は、年を重ねると共にどうなっていってるのだろう?
カラダは柔軟性を失うかもしれないけど
気持ちは、受け入れる寛大さと、捨てる勇気のようなものを
常に持っていれば、かたくなにならず柔軟性を持ち続けることが
できるのかな。
北はすでに雪。
東の今日は、最後に向かう紅葉。
早いのか遅いのか自分のデータなどどこかに追いやって
あるがままの情景を楽しみたい。
by nakazawasoju
| 2011-12-12 17:28